【ドイツでの食生活】ドイツの食事はシンプル?ドイツでの食生活を振りかえってみた!

学びの習慣

この記事では、ドイツ留学中の食事についてお伝えしています。本当に「シンプル」な食生活は、日本の家庭では中々実践しにくいですが・・・。ドイツでの食生活を振り返りながら、「日本とドイツの食生活の真ん中」を目指そうとしております。

【ドイツでの朝ごはん】ごはん生活→100%パン食へ!

当時、高校生だった私は、朝食はごはん派でした。ドイツでは、もちろんごはんゼロ生活です。アジア系の家庭や、アジアン料理が好みの家庭では違うかもですが、ドイツ人家庭の中では、ごはんはタイ米の小さな箱に入ったものを風邪を引いた時に「milch reis」としてミルクと砂糖で煮詰めた甘いお粥として出てきたくらいです。

基本、オールパン。ただ、そのパンがとても美味しい!のです。

今では、日本でも様々な「外国仕込み」のパンが食べれるようになりました。でも、ドイツで食べるドイツパンはやはり味が違う気がします・・・。正直、コストコのパンとは一線をかくと言っていいと、個人的には思っています。(個人的な意見です)一昨年の秋、ドイツの友人が我が家へ泊まりに来たのですが、朝食でイギリス食パンを出しました。が、「こんな感じなのね~」という具合で、食べてました^^;分かってはいましたが味がない、という表現が分かりやすいのかな?と。

そんな感じで、ごはん食だった私も、ドイツのパンはとても美味しく、遊びに出ている時や語学学校の帰りも、お腹が空いたらパン屋さんに駆け込んでいました。

朝食は、いたってシンプル。パンとジャム・チーズ・ハムなど好きなものをのせ、コーヒーなどを飲む。子供はシリアルなどをパパっと食べる。ドイツの朝って日本より早く、学校へ行く時間も早いので、朝食はとても軽めで済ませていました。その代わり、子供達は皆、タッパにサンドイッチ(チーズやハムを挟んだ簡単なもの)や小さなりんご(日本ではニュージーランド産の小さなりんごを良く見ますが、それくらいの大きさのもの)、炭酸水などを持って学校へ。お昼時や、お腹が空いた時に食べていました。

ホストファミリーのパパさんは、パンに固形チーズ並みの厚さのバターを塗っていました。(ドイツでは日本とバターの消費量が俄然違うと思います。)バターも美味しいので、厚塗りでも美味しく食べてました。南ドイツでは、プレツェルにバターが挟まっているものが売られていますが、バターの量が多い!ちょっと試しに・・・と買っても、食べきれない可能性があります(笑)。

私のドイツパンのお供はいつもヌテラでした^^もともとチョコ好きなので、ジャムを塗るよりヌテラでした。子供達も大好きで、特に冬場はパンにヌテラが定番です^^

【ドイツでのお昼ごはん】お昼は温かいものを食べる?

平日は、学校でランチボックスを食べる、食堂で買って食べる、家に帰ったら、冷凍食品や簡単なパスタなどを食べるといった感じでした。日本でもピカールでヨーロッパの冷凍食品が手に入るようになりましたが、ドイツでの冷凍食品も美味しかったです。ドイツの一般的な一軒家は、どの家も「半地下」があり、そこにkellerがあったり、冷凍庫だけのボックスがあります。(冷凍庫は1階にある家庭もありますが)冷蔵庫は住宅の設備に備え付けになっていて、冷凍庫は別になっていました。

週末のランチは料理をして食事を楽しんでいました。オーブン料理や肉料理、かなり手の込んだ料理もしていますした。つまりは、キッチンでがっつり料理をしているのは「週末」がメインでした。

語学学校や遊びに出かけた時は、必ず「買い食い」してました^^;パンがほんとに美味しくて、パン屋さんでよく買ってました。チョコレートも良く食べましたが、日本のものと比べると高カロリーでした。でも、ドイツの気候には合っていたし、ドイツの味に慣れていたこともあってか、どれも美味しく食べていました。「ドイツの美味しさを日本に持ち帰りたい!」と思って日本のお土産で大量買いしましたが、日本で食べると「ん?なんか甘すぎるかも・・・」と感じてしまいました。

【ドイツでの夜ごはん】時には外食も。通常は「パン食」でシンプルに

夜も平日はパン食で朝とほぼ同じですが、朝よりはハムを多めに食べたり(日本のハムの厚みよりさらに分厚いので)ちょっとした野菜があったり、ヨーグルトがあったり・・・といった具合で、夜もシンプルでした。外食するときは、がっつり食事するのですが、家ではシンプル。日本の食生活とは全く違う文化です。日本で、今の家族にパン食だけで「kaltes essen」を出したら、どうなるのか・・・料理が苦手な私にとっては、ドイツのシンプル食事スタイルはある意味理想なのかもしれません(笑)。

こんな具合で、自宅で料理する機会が、日本より断然少ないので、キッチンはとても綺麗でした。掃除の手間も少なく、洗い物も少ない、生ごみも少ない・・・。環境には優しいに違いない・・・。

どの食事を通しても、食事中にテレビをつけることはなく「会話」を楽しみながらの食事でした。ドイツ語学習者の私にとっても、食事の時間は貴重でした。ドイツ語の分からない表現を聞いたり、ホストファミリーの会話に入ったり(実践リスニングほどためになるものはないです!)、教科書では学べない会話のやりとりを学ぶ大事な時間でした。ホストファミリーとの生活は語学学習の宝庫です^^

【日本での食事】日本の食文化を楽しむドイツの友人

一昨年、ドイツ人の友人が日本に来た時、やはり楽しんでいたのが「日本の食事」でした。ドイツでも、日本食のお店は増えてきてはいるようですが、やはり高いようです。アジアなどでは日本食は日本とあまり変わらない価格で食べれますが、ドイツでは(ヨーロッパはそうなのかな?)日本の1.5倍~2倍くらいの価格で、食材も異なったり、オリジナルな部分もあるので、日本のものと同じというわけではないです。「ラーメンが5ユーロで、とても美味しかった!」ととても喜んでました。お寿司も安く美味しかったようでした。といった具合に、日本食が手頃に満喫できていたようです。

【シンプルな食生活】ドイツと日本の中間あたりの食生活を目指したい・・・

食事スタイルは、家庭によっても様々、地域や年代によっても違うので、上記の食生活は私が北ドイツで過ごした際の食生活です。今では、もっと外食文化が進んでいるかもしれないですし^^

日本の食生活は豊かだなぁ~と思いますが、家庭を見ると、やはりご飯の準備に頭を悩ませる日々です。様々なレシピ本が大量にある中でも、子供の味や好みに合わせると中々冒険できずだし、何やかんやと食費がかさんでしまい、月末に「なんで食費がこんなにかかるんだ??」と疑問で終わる・・・みたいな状況に。ドイツの食生活を当てはめることは出来ないけれど、「シンプルにすること」にはヒントがある気がしています。「週末は手のこんだものを、平日はシンプルかつ栄養が取れるものを」といった食生活を目指してみようと思うこの頃です。→実践・結果が現れた場合は、更新します!!

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