【Deutsch Lernen】ドイツ語ハナシ②ゼロからスタートのドイツ語・英語と比べてみたら・・・

学びの習慣

現在、ドイツ語・英語ともに上級レベルを目指しています。日本では、英語に関する学習手段はもうそれは山ほどありますが、ドイツ語は正直、自力で上級を目指すにはかなりシビアな環境です。そんな中で、自らが経験したドイツ留学やドイツ語学習についてのこぼれ話、ドイツ語の発見!について記録していきます^^(※本ページは、アフェリエイト広告を利用しています)

【ドイツ留学】留学生活スタート!!コミュニケーションは?

ドイツに留学し、2週間の楽しい研修を終え、ホストファミリーのもとへ。この時点でできたドイツ語は挨拶程度でした。簡単な自分の自己紹介と、「gross/klein」などの簡単な形容詞を覚えたくらいでした。

ホストファミリーとはハンブルクの中央駅が初対面。ドイツへ行く前に2,3度手紙のやりとりをしたくらいでした。当時、電子辞書やスマホなどはなかったので、辞書を片手にコミュニケーションを取るのに必死。ただ英語ネイティブの国ではないし、ホストマザーも英語の先生だったことで分かりやすい言葉を選んでくれた面では、助かりました。

日常生活を送るにおいて、私にふりかかった最初の問題は「会話を続けること。自分の意志や表情を伝えること」です。日本語ならスムーズにできる会話も、「英語で伝える勇気の壁」にぶつかっていました。日本の学校では、学習英語は得意だったけど会話などの経験がなかったからです。また言葉に乗せる表現力の乏しさや、自分の意見を伝えることの難しさを日々実感していました。

ギムナジウムでは、日本の学年より1つ下の10年生に入りました。クラスにインドネシアとドイツ人のハーフの女の子がいて、その子が色々と親切にしてくれました。もちろん最初のコミュニケーションは英語でした。

ドイツでは、日本より英語の授業が低学年から始まっていて、英語の授業はオールイングリッシュ。また、ドイツ語と英語で発音は違えど、似ている単語が多いので、英語は学校で習うもので、日本のように英語教室に通う子供はいませんでした。英語をもっと身に付けたいと思っている子は、私と同じように高校で1年留学するという子もいましたが。

【ドイツ留学】ドイツ語を習いごとに。刺激的な語学学校

ドイツ語がさっぱりなのに、ギムナジウムでの授業はもうお経のごとく・・・です(笑)。数学、美術、音楽、体育はついていけましたが、英語の授業は日本での習い方とは違っていたし、しかも「ドイツ語→英語」なので、複雑すぎてついていけませんでした^^;

そんな中、街中の語学学校へ、週に1度通うことになりました。日本ではあまり知られていない(際立った観光名所はないので・・・)ドイツの都市ハンブルクですが、街の中心地は綺麗で都会的!私が通った語学学校は、クラスメイトも色々な国から、様々な目的でドイツ語を学ぶ人たちで、とても刺激的でした。年齢層は様々でしたが、色々な国の人たちと友達になれたのは、この留学生活で得たものの1つです。

ドイツ語の挨拶から学び、数字や会話、名詞の変化を含む文法を使った表現などを、「使いながら」学ぶという点、また「この言語を使ってコミュニケーションをとるんだ!」という意志で、上達したと思っています。

「伝えたいことが伝えられない」ことは、留学生活のコミュニケーションにおいて、最大のストレスでした。でも、それは「語学力」だけで解決できるものではなく、「伝えようとする努力」が必要だということに気づいたことで、かなり改善できました。

語学学校でドイツ語の基礎的な部分を学び、ホストファミリーや学校の友達の中で即本番みたいな毎日だったので、ドイツ生活を始めて4か月が経ったころから、ドイツ語がだんだん「使えてる」という実感が湧いてきました。

【ドイツ語】英語とドイツ語はどっちが難しい?

ハナシを今に戻します。最近、英語・ドイツ語の両方の言語を学習していますが、ドイツ語の単語を覚える際は、「ドイツ語→日本語」ではなく、「ドイツ語→英語」で覚えるようにしています。そのほうがドイツ語単語のイメージが湧きやすいし、ドイツ語・英語で綴りが似ている単語も多々あります。ただ、ドイツ語検定を受けるにあたっては、「ドイツ語→ドイツ語」で理解できるもの(特に、構文や名詞を覚える時)は、ドイツ語でも覚えるようにしています。ドイツ語と英語を同時進行していると、ドイツ語単語を覚えるのが大変・・・分離動詞(動詞と前置詞がくっついた動詞)は予測しやすいので覚えやすいですが、やたら長い名詞や発音しにくい単語は覚えにくいです。

また、文法的な面では、やはり名詞の格変化や前置詞の使い方です。ドイツ語会話からドイツ語を習得しているので、感覚的に使ったり、多少間違えてても通じるし・・・なんて甘えはありますが、ちゃんと学習していくと、中々奥深いです。英語を先に学習した状態であれば、ドイツ語の文法や構文のほうが、英語より複雑だと感じる面はあります。

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