スマートフォンでWhatsAppアプリのデータ引継ぎについての記事です。WhatsAppは、ドイツの友達とのやり取りで使っているLINEとほぼ同じようなツールです。アメリカなど欧米でもWhatsAppが使われているようです。今回、機種変更の際のWhatsAppのデータ引継ぎが間違いなくできる方法についてまとめました。
「Android携帯→Android携帯」への機種変更
今回紹介するデータ移行は、「android携帯」から「android携帯」への機種変更時の方法です。引継ぎの方法がLINEとは異なっていて、気を付けるべき点が一か所あるので、手順よくデータが引継ぎできるようにまとめました!!
【WhatsAppデータ引継ぎ①】グーグルアカウントを利用する
まず、WhatsAppのデータ引継ぎで必要なのが、グーグルアカウントです。android携帯ならば基本的にアカウントがあり、ドライブが利用できることを前提にしますが、もしアカウントがなくても簡単に作成できるので、まずは、グーグルアカウントを準備しましょう。
【WhatsAppデータ引継ぎ②】WhatsAppのチャットバックアップを利用する
WhatsAppには、「チャットバックアップ」というところで、常にグーグルアカウント、またはスマホ自体にデータをバックアップできるようになっています。グーグルアカウントの場合は、そのバックアップ頻度を設定できますが、データ引継ぎの際には、最新バックアップを取っておきましょう。この時、グーグルドライブ設定にアカウントを設定することをお忘れなく
①WhatsAppアプリの右上三つボタン→設定→チャット→チャットバックアップを開く
②バックアップボタンを押し、最新バックアップを取る
【注意点】
- ビデオも対象とするかどうかをチェックする
- バックアップやデータ移行の際はwifiなど高速回線を使う
【WhatsAppデータ引継ぎ③】もし電話番号が変わる場合は?ここがポイント!!
もし、機種変更の際に電話番号も変わる場合は、バックアップ前に一つ変更する箇所があります。
それは、「電話番号の変更」をする点です。
新しい携帯にデータを引き継ぐ条件が、「登録された携帯電話番号が同じであること+グーグルアカウントであること」
この手順を間違えると、グーグルアカウントにはデータがバックアップされているものの、新しい機種にデータを引き継げなくなります。なので、機種変更+電話番号も変更になる場合は、「新しい電話番号へ変更した」あとに、最新のバックアップを取る必要があります。
【機種変更+電話番号も変更になる場合】
①WhatsAppアプリの三つボタン→電話番号を変更→新しい携帯番号へ変更
②新しい携帯の番号の状態でバックアップを取る
※この時、グーグルアカウントは新しい携帯でも使える状態である必要があります。
【WhatsAppデータ引継ぎ④】新しい携帯にWhatsAppアプリをインストール
ここまで作業が出来たら、次は新しい携帯での設定です。
新しい携帯にアプリをインストールしたら、古い携帯のデータを「復元」していきます。
ここから先は、アプリを起動すると、設定画面が出てくるので、データ引継ぎであれば「復元する」というボタンを押せば、バックアップされているアカウント名が表示され、それを新しい携帯にデータ引継ぎする作業で完了できます。ここで、「復元しない」を選択すると、データを引継ぎできないままになってしまいますので、データ引継ぎの場合は必ず復元ボタンを押しましょう。復元ボタンを押して、アカウントを選択、データ引継ぎできたあとに、再度自分の名前を入力します。
【WhatsAppデータ引継ぎ④】新しい携帯での引継ぎが終わると、古い携帯でのWhatsAppは使用不可に
新しい携帯での引継ぎが終わると、古い携帯のほうに、メッセージがでます。新しい携帯で無事にデータ引継ぎできたことが確認できれば、「OK」ボタンで終わり、無事に引継ぎ完了です。しかし、もし万が一、新しい携帯でうまくデータが引継ぎ出来なかった場合は、古い携帯のメッセージの選択肢にある「認証」ボタンを選択すると、もう一度古い携帯に戻ることができます。この時、認証番号を取得するのに時間がかかるのですが、電話で認証番号を知る場合は2~3時間程度で再度認証番号が発行されます。認証番号を入力すると、古い携帯で再度WhatsAppアプリが起動するので、
・電話番号変更が出来ていないことが原因か
・アカウントが新しい携帯でも使えるか
・アカウントに正しくバックアップできているか
など、再度確認することをおすすめします。新しい携帯で、引継ぎ完了していることがきちんと確認できた時点で、古い携帯に出てくるメッセージの「OK」ボタンを押すようにしましょう。
今回私自身が機種変更の際に行った作業についてまとめました。LINEとはまた違ったやり方なのでドキドキでしたし、データ引継ぎがうまくいかなくて若干あせりましたが、なんとか無事に解決できたので、忘れないように忘備録記事となっています。