【家を買う】マンション購入日記➀「資産価値」をどう考えるか?

暮らしのモチベ

この記事では、「家を買う」をテーマにお伝えします。ネットには様々な情報がありますが、購入の決め手って、自分達にとっては何なんだろう?というポイントを整理することが大事だということに気づいた我が家です。今後も春に向けて新居を検討している方へ、何かヒントになれば幸いです^^(※本ページは、アフェリエイト広告を利用しています)

【家を買う】最初は「資産価値」や「居住地を固定すること」の不安ばかり

マンション購入に至るまで、結局子供が10歳になってしまいました(笑)。もともと転勤族でやってきた現在の家。貸家の一軒家で日当たりや間取りも最高!部屋は2LDKだけど、まさか10年も住む予定ではなく、即決で決めた家でした。その後2年後に、パパが転職をしたのですが、あまりにも居心地が良い家だったので、そのまま個人で契約してそのまま住み続けることに。ちょうど東北の大震災のあとで、「住宅を所有することの恐怖心」というのもあり、家を買うタイミングではなかったのです。

そこから、子供が幼稚園に通いだし、二人目が生まれ・・・。一軒家、しかも平屋なので、子育てするにも過ごしやすく、日当たりの良さも日中子供達と過ごすには最適な環境でした。

その後、何度か「家を買いたい」という思いは、周りの友人や結婚してすぐ住宅を建てる友達が増えていく度に感じました。

でも、分からないのです。自分達にとって「何が最適の選択なのか」が・・・。

【家を買う】第一の「住宅購入断念」

我が家の場合はどちらの実家も関東からは遠く、完全核家族。実家の土地や地域に縛られることがない「住みたいところに住める」タイプの家庭です。金銭的、また通勤の面をきちんと考慮すれば、自分達の選択肢はある意味無限大でした。

一方、我が家は、関東のいわば郊外エリアですが、都内へのアクセスも良く、駅周辺も子育てするには安心感があり、スーパーやドラッグストアも充実。たまたま選んだ場所が、住み心地がとても良いのです。

「住み心地の良さ」って、きっと人それぞれだし、慣れてしまえば新しい場所であっても「良い」と感じるものだと思うのです。でも、「ここでなきゃだめ!!」というエリアが選定できない私達にとっては「現在の住み心地の良さ」を手放すことはとても勇気のいることでした。

娘ちゃんが小学校に上がるタイミングで住居購入・・・と考えましたが、通っている幼稚園の環境が良く、息子くんも通わせたい思いが強く、結局引っ越すことを断念したのです。

【家を買う】自分達にとって「資産価値」とは。第ニの住宅購入断念

息子くんが幼稚園に入り、1年が経過したころから、現在の居住地周辺でマンション建設が一度に始まりだしました。また、これは居住地周辺のみならず、隣接する駅や再開発エリアも活況を見せ始め、一軒家よりもマンション購入には様々な物件がどんどん出始めてきました。

考え方としては、実家が遠方の我が家にとっては、一軒家の購入は「今の貸家より良い条件」ということ、また基本的にはマンション購入が良い、という点でした。

マンション物件が増え始めて、選択肢は増えたのですが、「金利は低いが物件は高い」という時期で、価格帯が自分達の想定を超えている時期でした(笑・・・というより驚、か)。オリンピック市況でもあり、「良いものは高く」というものなのでしょうか。

そこで気になったのは、やはり「資産価値」という言葉でした。

「資産価値」とは、年数が経っても価値が下がらないこと・・・はそうなのですが、色々調べていると、結局は「上がる資産価値」に重点を置いているものでした。「価値が上がらないものは資産価値に値しない」、ならば、「出来るだけ資産価値にあてはまるものを探さなきゃ」なんて、「住宅を持つことへの不安」がより一層そんな気持ちを駆り立てました。

【家を買う】漠然とした「住宅を持つ」ことへの不安・・・

「住宅を持つこと」への不安って何なんだろう?近年、自分達の想像を絶する災害が頻発しているからなのか、または子供が学校で何かあっても引っ越せないことへの心配なのか、旅が好きで、これまでも色々なところへ住んでいた自分達の居住地を定めることへの嫌気なのか・・・・。きっと、その全てが「住宅を持つことへの不安」の塊だったのです。

マンション購入への思いは続いていて、実際にマンション購入に向けて、見学会参加や見積もり交渉してみたりなど行動はしていました。でも、夫婦の中には「資産価値」を考えることと、「現実に選ぼうとしている物件」に溝があり、モヤモヤ感がずっと漂っていました。結局、また、購入を見送りました。

【家を買う】コロナによる生活スタイルの変化で気持ちにも変化が

そんなモヤモヤした気持ちで家なぞ買えません。時は過ぎ、下の息子くんがもう小学校入学を目前に控えた頃、コロナ渦による一斉休校が始まりました。

休校中は自宅で学校スタイルを子供達と楽しみ、また、学校生活で中々じっくり時間が取れない娘ちゃんと過ごす時間が増え、大変だったことはそうなのですが、大きくなった子供達とゆっくり過ごせる貴重な時間でもありました。子供達も、普段は色々大変な学校生活が恋しく感じたり、友達を思う気持ちを改めて感じたりと、「日常」を想う気持ちを毎日抱えていました。

そんな中で「ここで暮らしている時間は子供達にとって、すでに価値があるものなのではないか」という思いが強く込み上げてきたのです。

たまたま借りている家が一軒家であり、偶然選んだこの場所であるけれど、子供達は友達関係や先生、近所の大人の人たちとのつながりから色々なことを学び、大きく成長してきたんだなぁと。

【家を買う】「資産価値」だけではなく「家族にとって価値あるもの」を

資産価値だけを考えるなら、有識者が進めるような物件で間違いないと思います。買えるものなら買いたいです。でも、実際、子供がいたり、金銭的な面で思うようにならないことも沢山あります。

我が家の場合は、実家が遠方であるが故に、家族で過ごす時間が非常に濃く、子供中心になりがちの家庭です。そんな中でも、沢山の人と出会うことや、幼稚園や学校で学ぶことによって、どんどん成長してきた姿をしっかりと見てきました。そして「資産価値だけでなく、子供や自分達にとって価値ある住まい」を考える気持ちにシフトできました。モヤモヤした気持ちから少しスッキリとした頃、「住宅購入」することができたのです^^

「購入の決め手」と言っても、服や家電を買うのとは違う、住宅は大きな買い物です。子供が大きくなればなるほど、慎重にもなるし、時間も要しました。でも借りている一軒家で過ごした日々はかけがえなく、また「次のステージ」として引っ越すことは必然だったのかもと感じることもあります。

今後は、住宅購入に至ったポイントや引っ越しまでの準備や、あたらしい家に新規投入するインテリアなどなど・・・専門家ではない目線ですが、「家を買うお話」をお伝えしていけたらと準備中です^^

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